名護市街地の住宅街にポツンとある新山食堂。何と現在は三代目で、大正時代から営業していると言う、歴史ある店。

 看板には「新山そば」と「新山食堂」の両方が書かれていて、北部の沖縄そば屋の中でも有名店のひとつにあげられる。

 北部のそばらしく、きしめんのような太い麺を、やや柔らかめに茹でてある。スープは魚系の出汁を中心に色々な薫りが漂う。

 てびちそばは、柔らかく飴色に煮込まれたてびちがドカンと乗り、青菜と昆布が添えられている。

 このてびちはかなりの絶品で、浦添のひかり食堂、那覇の嶺吉食堂と並んで、名護なら新山食堂がオススメ。

 中南部のそばを食べ慣れていると、北部の太麺は馴染みにくいのだが、食べ応えのあるてびちには太麺も相性が良い。

 沖縄そばには、カマボコが乗らず、卵焼き。シンプルなので麺やスープをしっかりと味わいたいのなら、てびちそばよりもオススメだ。

メニュー
  • てびちそば(500円)
  • 新山ソーキそば(600円)
  • 三枚肉そば(500円)
  • 沖縄そば(400円)
  • じゅーしー(150円)
  • いなり2個(150円)
  • その他
営業時間
  • 9:00〜18:00
定休日
  • 不定休
駐車場
  • あり
住所
  • 沖縄県名護市大東1-9-2
電話番号
  • 0980-53-3354
周辺地図


 沖縄そば


 外観


 店内の販売機


 テーブルの上の調味料など


 自家製コーレーグースを仕込んでいる。